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論文

Sediment trap record of alkenones from the East Sea (Japan Sea)

Lee, K. E.*; Khim, B.-K.*; 乙坂 重嘉; 乗木 新一郎*

Organic Geochemistry, 42(3), p.255 - 261, 2011/03

 被引用回数:16 パーセンタイル:43.67(Geochemistry & Geophysics)

日本海東部で得た沈降粒子中の長鎖(C$$_{37}$$)アルケノンを測定し、海水柱内での有機物の生産,輸送及び分解過程について検討した。アルケノン粒子束は、上層(水深1km)で明確な季節変化を示し、夏季(7月から8月)に高かった。一方深層(水深3km層)では、アルケノン粒子束に有意な季節変化は見られなかった。沈降粒子中のアルケノン飽和度は、沈降粒子を構成する有機物が生成される時の水温を示す。日本海で得たアルケノン温度を、現場海域における表面水温(SST)と比較した結果、年平均値は同程度であったが、冬季のアルケノン温度は6度から13度SSTに比べて高く、夏季には2度から5度高かった。沈降粒子のアルケノン温度とSSTの間には、冬季に3か月、夏季に1か月の時間差が見られた。これらのことから、(1)アルケノンは海洋表層で夏季に生産され、この時期に表層から1km層に急速に沈降すること、(2)冬季の有機物の沈降速度は夏季の3分の1程度であること、(3)深層では分解の進んだ有機物が滞留することが明らかになった。

論文

Diagenesis and distribution of sterenes in Late Miocene to Pliocene marine siliceous rocks from Horonobe (Hokkaido, Japan)

天羽 美紀*; 鈴木 徳行*; 篠田 敏男*; Ratnayake, N. P.*; 高橋 一晴

Organic Geochemistry, 38(7), p.1132 - 1145, 2007/07

 被引用回数:15 パーセンタイル:37.67(Geochemistry & Geophysics)

北海道幌延の後期中新世から更新世の海成の珪質岩はステレンとステラジアンを多く含む。JAEAによって掘削されたHDB-3孔とHDB-4孔の岩芯試料を用いて、有機物が未熟成な稚内層と声問層の海成の珪質岩に含まれるステレンとステラジアンの続成作用による分解と変質についての研究を行った。幌延地域の現在の地温勾配と続成作用(オパールAからオパールCTへのシリカ鉱物の相変化)を考慮すると、埋没続成作用によって影響を受けた最大温度条件を示す海成の珪質岩の古温度は30$$sim$$60度の範囲となる。ステラジアンとステレンの濃度は、45$$sim$$60度の範囲で、急激に減少する。また、同じ45$$sim$$60度の範囲でのステランの濃度は著しい増加を示し、ステランの一部分がステレン及びステラジアンから供給されていることを示唆している。稚内層と声問層中のC$$_{27}$$, C$$_{28}$$, C$$_{29}$$のステラン/ステレン比は熟成度が進むことに伴い、その比が増加する。したがって、幌延の海成の珪質岩のステラン/ステレン比は埋没続成作用によって影響を受けた最大温度条件を示す古温度の指標として用いることが可能である。ステレンとステランのC$$_{27}$$, C$$_{28}$$, C$$_{29}$$の相対的な量比については、幌延の試錐の岩芯分析の結果によると、ほぼ同様な量比を示す。つまり、有機物が未熟成度な堆積物中の有機物起源を特定するために、ステレンのC$$_{27}$$, C$$_{28}$$, C$$_{29}$$の相対的な量比は、十分に有効な指標であることを示唆している。

論文

The Transfer capability of long-lived chernobyl radionuclides from surface soil to river water in dissolved forms

天野 光; 松永 武; 長尾 誠也; 半澤 有希子*; 渡辺 美紀*; 上野 隆; 小沼 義一*

Organic Geochemistry, 30, p.437 - 442, 1999/00

 被引用回数:28 パーセンタイル:52.71(Geochemistry & Geophysics)

地表に沈着した放射性核種が広域に拡散する機構のうち主要なものは、河川による流出である。本研究は、高度に汚染されたチェルノブイル原子力発電所周辺30km圏内での表面土壌から流域河川への放射性核種の流出について、表面土壌からの溶存態成分の流出について解析したものである。はじめに表面土壌の汚染の特徴、存在形態解析を行い、次いで、表面土壌から水で抽出される成分について、蛍光分析、分子量1万での限外ろ過分析を行った。その結果、超ウラン元素の溶存態成分の大部分は分子量1万以上の成分に在存していることがわかった。この成分は、蛍光分析からフルボ酸の成分であろうことが判明した。Cs-137やSr-90は分子量1万以下が主要成分であった。

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